« 本・現代戦略論 大国間競争時代の安全保障 ➀(2023/1)・高橋杉雄 | トップページ | 本・驃騎将軍の死(1989/7)・伴野朗 »

2024年3月29日 (金)

本・現代戦略論 大国間競争時代の安全保障 ②(2023/1)・高橋杉雄

Photo_20240321064502


第4章 大国間競争時代の「日本の大戦略」
★ 大国間競争における日本の「立ち位置」
★ 日本の「能力」は地政戦略的な競争を支えられるか? 
★ 日本のリソースからみた戦略上の選択肢 
第5章 将来の戦争をイメージする 
★  技術の発達の「先取り」の難しさ 
★ 将来戦の予測はなぜ外れるのか? 
★ シナリオプランニングで将来戦像に迫る 
★ 将来戦に関する四つのシナリオ 
第6章 これからの日本の防衛戦略 
★ 日本の防衛戦略の五つの前提条件 
★ シナリオプランニングから見える将来戦像 
★ 「願望」と「能力」のバランスをとる 
第7章 統合海洋縦深防衛戦略 
★ 中国の「セオリー・オブ・ビクトリー」
★ 日本の「セオリー・オブ・ビクトリー」
★ 新たな「統合海洋縦深防衛戦略」
★ 統合海洋縦深防衛戦略を実現するためのリソース配分 
おわりに 

 

第4章 大国間競争時代の「日本の大戦略」
将来戦の予測は難しい???


★ 大国間競争における日本の「立ち位置」
◇ 日本はパワーセンターとしての地位を維持できるか?
中国の「デジタル権威主義体制」はなじまない!!
はっきりとアメリカ側である!!
が省庁間の調整などで遅れている!
5Gで中国に負けると技術的優位を失う!

パワーセンターは中国が台頭する!
半導体生産量では、ロシア、EUは劣る??
民主主義陣営は「デジタル権威主義」を上回る、パワ―センターを確保出来るのか?


◇ 米中対立と日中対立の違い
日本は傍観者でなく、当事者だと!
具体的な争点がある!!
・尖閣諸島
・EEZ
・北朝鮮
・台湾………
紛争地だらけか??

米中は「覇権」と言う抽象的な概念である!
ニクソンの訪中みたいな可能性は排除できない!!
・台湾を現状維持
・第一列島線の西側を中国領と認める
・太平洋を二分する??


◇ 二つの競争における日本の「目的」
・民主的価値を重視
・地政学的には現状維持だと!
その為のリソースの分配は???


★ 日本の「能力」は地政戦略的な競争を支えられるか? 
◇ 防衛計画の大綱
日本の防衛戦略! 防衛大綱!
10年程度の将来を念頭に置く!
・1976年
・1995年
・2004年
・2010年
・2013年
・2018年
・2022年
同時に中期防衛力整備計画が策定される!

「防衛力整備」
将来の自衛隊を作る作業!
国際環境の情勢判断、必要な防衛力をはじき、装備する!

「運用」
実際に目の前の出来事を、効果的に活用する!
不足はないものとする!

「防衛力整備」と「運用」は違う?
この上流の文書として「国家安全保障戦略」があり、
これらを「戦略3文書」と総称する!


◇ 基盤的防衛力構想からの脱却へ
脅威とは関係なしに「欠落のない防衛力」を整備する!
読んでいると自己満足としか思えない??
「均等配備」

・2004年 防衛大綱 基盤的防衛力構想からの脱却へ??
国際テロ、北朝鮮の核ミサイルの存在がある!

・2010年 基盤的防衛力構想からの脱却が進められる!!
より実効的な抑止と対処を可能とする!
が脅威対抗論には立たな!!
【立てば核容認になる?????】


◇ 統合運用を踏まえた能力評価の実施
「総合的な観点から特に重視すべき機能、能力を導き出し、
海上優勢および航空優勢の確実な意地に加え、
機動展開能力の整備を重視し、必要な防衛力の「質」と「量」を確保する!
求めるものは、具体的な敵の能力の評価から??
周辺諸国の兵力水準と無関係に決まる??
ではなくなっている!!!


◇ 兵力構成に残る基盤的防衛力構想
1995年と2018年である!
性能は間違いなく上がっているが、実際の兵数、部隊数などは大きく変わっていない!
潜水艦は16隻から22隻へ!
性能は格段に良くなっている!!
新しく出来たのは?
・サイバー部隊
・島嶼防衛の為の海上輸送部隊
【宇宙軍は???】


◇ 軍事バランス──日米中の比較
        日本   中国   アメリカ
潜水艦     22    59    67
主要水上艦   49    86    124
第4世代戦闘機 292    1213   1503
第5世代戦闘機 25    50    485

中国との現状維持は難しい??


◇ 防衛費──半減した日本のシェア
東アジアの防衛費を各国は何%か
       中国  日本  韓国  台湾
・2001年  45   36   10   9
・2021年  65   15   15   5

この表はおかしい!!
要は4ヶ国の合計の割合である??
東アジアは北朝鮮も入っているので違う計算になる??
日本の防衛費は20年間5兆円で横ばい!
単純計算で中国は22兆円??

・2019年 防衛費は全体の5%!
公共事業が11%!
が、もし中国と戦争になったら、損害は天文学的数字か??
抑止力の重要性はこれまで以上に高まっている!!
日本は増額の選択をした!


◇ 日米同盟──失われた米軍事力の圧倒的優位
そもそも圧倒的優位と言うのがおかしい!
日米安保! 非対称の同盟である!
これをトランプ大統領は噛みついた???
金を出せと!!
政治家と言うより商売人である!

日本は冷戦時はアメリカの軍事力でソ連の脅威を排除できた!
ヨーロッパではソ連に劣勢だったが、アジアは違った?
アメリカの優位が失われた状態で、どう戦略を立ち上げるか?


◇ 安全保障法制──集団的自衛権の限定的な行使容認
・2014年 限定的な集団的自衛権の行使を認める閣議決定!
・2015年 平和安全保障法制 成立!

➀ 我が国と密接な関係のある国が攻撃され、国の存続、生命の危機などが明白な時
② 国民を守る適当な手段がない場合
③ 最小限の実力行使に留まるべき
日米防衛協力の範囲が広まった!!


★ 日本のリソースからみた戦略上の選択肢 
◇ ネットアセスメント──軍事バランスを相対的に評価
「現状維持」についての検討である!
戦略には相手が必要である!
優位になれば成功し、劣勢になれば失敗する!
当たり前か??
「ネットアセスメント」
評価は相対的になる?
物量を定量分析手法で比較するのではなく、
地理的、戦略的条件を考えなければならない!

台湾侵攻は?
・地理的には海がある!
・戦略的条件の違いで中国有利?
ますます分からなくなる!!


◇ 日米中の比較優位・比較劣位の分析
「ネットアセスメント」による4項目である!
・大戦略     
中国   現状変更
日本   現状維持
アメリカ 現状維持
「攻者3倍の法則」 中国に3倍の兵があるのか??

・地理的要因  
中国   戦略的縦深
日本   海による隔離 
アメリカ 海による隔離 
台湾侵攻は海を渡るのを阻止すれば良し!

・社会・経済的要因 
中国   海外貿易、エネルギー依存、国内潜在的に不安定
日本   海外貿易、エネルギー依存、国内安定
アメリカ 国内安定、アジアは貿易パートナー

・軍事力の特徴   
中国   ミサイル、兵力優位、シーレ―ン能力が劣る
日本   ミサイル、兵力劣位、対潜能力優位
アメリカ 戦域内戦力の劣勢、全体戦力の優位
短期決戦であれば動員力に時間がかかるアメリカが不利で、
短期決戦で勝負できると判断すれば中国はやる??


◇ 日本の比較優位を活かした戦略の組み立て
対中戦争では戦域戦力では中国が上回っている!
日本は海を生かす防御作戦を防衛戦略の中心に据える!
「願望」と「能力」ごっちゃにしない!!
日本は中国を1/3を上回る程度の「能力」を整備出来る資源を、
防衛力に当てれれば「現状維持」を達成できる可能性もある??

 

第5章 将来の戦争をイメージする 
予測は難しい!


★  技術の発達の「先取り」の難しさ 
◇ 戦争の様相は絶えず変化する
・19世紀  ナポレオン戦争
・仝     南北戦争
・仝     ボーア戦争
・20世紀  日露戦争
・仝     第一次世界大戦
・仝     第二次世界大戦
戦争の要素は違う!
・21世紀   イラク戦争
・仝     ウクライナ戦争
21世紀の戦争も様相が違う!
技術的要因が変化させている!
着実な変化だと!!


◇ 「変化の先取り」の失敗
変化の例は?
第一 戦略爆撃 爆撃のみで勝利できる???
第二 ペントミック師団 核攻撃で戦う師団? 無理だったようだ!
第三 情報RMA イラク戦争、アフガニスタン戦争で首都を制圧したが終わらない!

過去100年 将来の戦争予測は、外れまくっている??


★ 将来戦の予測はなぜ外れるのか? 
◇ 将来戦予測が困難な三つの理由
第一 技術上の限界 発達しきっていない!
第二 戦略的な文脈への適合性
ペントミック師団 核攻撃を必然化させる!

第三 「味方」と「敵」の相互作用の軽視
アメリカに対抗するのに「弱み」を探し出して攻撃する!!


◇ 試行錯誤の重要性
予測を「先取り」は不可能で、試行錯誤を繰り返して最適解を見いだす!
軍のイノベーションの成功は?
・現実適応性に適合している
・官僚組織に受容されやすい構想
・構想を不断に検証し絶えず修正する

常設機関の設置は批判している!
エリート意識が生まれる!


★ シナリオプランニングで将来戦像に迫る 
◇ 「ドライビングフォース」を二つ選定する
「シナリオプランニング」
将来的に起こり得る可能性を複数のシナリオとして描き、
組織の進むべき道や具体的な対処を決めるための手法

現状が変化した「結果」の将来を、シナリオで示す!
変化させる要因がどのようなものがあるか?
重要な意思決定が将来どのような意味を持つのか読み取って行く?

「ドライビングフォース」
分析対象の将来を左右する「ドライビングフォース」を案出する!
2つ選定し、2軸で4つのシナリオを導き出す!
予測ではなく、適切な意思決定のためのルーツだと!!


◇ ドライビングフォース1「紛争の形態はどうなるか?」
将来の戦争?
・センサーの発達
・精密誘導兵器の拡散と長射程化
・無人機の発達
・AIの活用
【ウクライナで現実になっている】

無人機は
・2021年 アルメニア紛争
・2022年 ウクライナ戦争
ドローが無くてはならなくなっている!
ドローンの有効範囲に侵入できない?

・2000年代の情報RMAの予測が外れたのは、
非国家との戦いが中心である!
「大国間競争」は継続しても、不確実性が大きいと!!


◇ ドライビングフォース2「戦場の霧は残るか・消えるか?」
基本的な戦い方として、精密誘導兵器とネットワーク中心のトレンドに変化はない?
将来戦は??
・正規戦
・ハイブリッド戦/グレーゾーン事態

「戦場の霧」
作戦・戦闘における指揮官から見た不確定要素?
この攻防は???

 

★ 将来戦に関する四つのシナリオ 
◇ 二つの軸から描く将来戦のイメージ

       ハイエンド戦闘 正規戦
   第2象限            第1象限
「戦場の霧」消滅   ✚  「戦場の霧」残存
   第3象限            第4象限
ハイブリッド戦/グレーゾーン事態


第1象限 伝統的な軍事作戦

第2象限 PGMレジームの時代
打撃力、宇宙重視
ポスト戦闘機

第3象限 会議室でコントロールする危機
フェイクニュースのカウンターが容易
即応的対応が容易

第4象限 現状変更型の天国
フェイクニュースの世論操作が有効
即応的対応が困難

一つを優先するのも危険で、四つを対応するのも現実的でない!

 

第6章 これからの日本の防衛戦略 
日本の防衛戦略の具体化は! 


★ 日本の防衛戦略の五つの前提条件 
◇ 達成すべき目的と「失敗の定義」
5つの課題!
➀ 戦略の複層性の正しい理解
② 失敗が何かを定義できるレベルでの明確な目的設定
③ 明確なリソースの優先順位の決定
④ ほかのプレーヤーを考慮に入れたネットアセスメント的発想
⑤ 環境への適合性と可変性

➀ 戦略の複層性の正しい理解
現状維持である!

② 失敗が何かを定義できるレベルでの明確な目的設定
尖閣諸島、北方領土、竹島などの現状維持??
台湾、南シナ海のアメリカとの協力で現状維持!

失敗は?
中国、韓国の望む形での変更!

③ 明確なリソースの優先順位の決定
明確な優先順位の設定?

④ ほかのプレーヤーを考慮に入れたネットアセスメント的発想
関係国を自ら優位になるように取り込む!
現状把握が必要だと!

⑤ 環境への適合性と可変性
これは考慮する必要はないと???


★ シナリオプランニングから見える将来戦像 
◇ 現状維持側が有利なシナリオと不利なシナリオ
日中の相対比較を「ネットアセスメント的手法」で行う!
         日本    中国
➀ 大戦略    現状維持  現状変更
② 地理的条件  海     戦略的縦深
③ 政治体制   民主主義  権威主義
④ 時間軸    初戦は中国 時間で応援があれば日米


       ハイエンド戦闘 正規戦
   第2象限            第1象限
「戦場の霧」消滅   ✚  「戦場の霧」残存
   第3象限            第4象限
ハイブリッド戦/グレーゾーン事態

第1象限 伝統的な軍事作戦
第2象限 PGMレジームの時代
第3象限 会議室でコントロールする危機
第4象限 現状変更型の天国

4つのシナリオ!!
第1象限 伝統的な軍事作戦
センサー設置の土地が必要!
現状維持が有利

第2象限 PGMレジームの時代
現状変更が有利

第3象限 会議室でコントロールする危機
現状維持が有利

第4象限 現状変更型の天国
現状変更が有利

ハイエンド戦闘 正規戦か、ハイブリッド戦/グレーゾーン事態かは、
現状変更派の選択で決まる!
「戦場の霧」消滅していればハイエンド線を 
「戦場の霧」残存していればハイブリッド戦/グレーゾーン事態を選択!

そんなにスムーズ事を運ばせてくれない!


◇ 「戦場の霧」をめぐる攻防
中国は高度なセンサーとネットワーク能力を持ち、日米を妨害でき、
日米が防護能力が十分でなかったら、
中国側だけが除去でき、日米側は残されたまま?
逆もある!
そう言う組み合わせが何通りかある!

中国側の「戦場の霧」を除去する努力を妨害できれば、
現状維持の日本の有利なかたちで防御体制を構築できる!
組み合わせの解説があるが………
【シンプルイズベスト???】


◇ 短期戦を阻止できれば日米が有利
現状維持、海を挟んでいるので膠着状態に持ち込む!
が中国はそれをやらせねいようにしている!!
それは?
・戦場の霧の除去
・長距離精密誘導兵器の能力を効果的に発揮する
逆に日本はやらせないようにする!

ハイブリッド戦/グレーゾーン事態においては、
日本は状況確認能力を高める必要がある!!


★ 「願望」と「能力」のバランスをとる 
◇ 膠着状態に持ち込み、米国の戦力集中の時間を稼ぐ
「願望」に対する「能力」はあるのか??
戦域レベルでは中国が圧倒的である!
「ドイツ シュリーフェン計画」
まず動員力に時間がかかるロシアをほっておいて、フランスを短期間で屈服させる!
これに失敗している!
中国は距離のあるアメリカが動員する前に短期間で屈服させなければならない??
日本はそうさせない!!
海を利用して、反撃能力を備えることが必要だと!


◇ 「攻者三倍の法則」──中国の三分の一程度の防衛費を維持する
ただし兵力に差があり過ぎると成り立たない!
・防衛費10兆円
・「願望」と「能力」のバランスが取れた防衛戦略を支えれる
・「新しい技術・変わらない軍事戦略」「会議室でコントロールする危機」
 に向けて防衛力を構築する!
それは可能だと!!

 

第7章 統合海洋縦深防衛戦略 
日本がGDP2%の防衛費なら10兆円??
具体的にどうするのか???


★ 中国の「セオリー・オブ・ビクトリー」
◇ 困難をともなう「渡洋上陸作戦」
「セオリー・オブ・ビクトリー 勝利の方程式」
抑止戦略 戦争になった場合、いかにすれば戦争目的が達成されるか?
つまり、兵器の能力や戦術の優劣のみを云々するのではなく、
戦争目的(政治目標)を達成するため国家の総力をいかに使い勝利に導くかという概念
これを明確にしておけば、敵の戦争意思を抑止することにも繋がる。

「中国の政治目標が台湾統一ということは自明であるが、
人民解放軍の軍事作戦の指針としてのセオリー・オブ・ビクトリーは、
上陸のためには、前方展開する米軍への航空優勢と海上優勢の獲得である」

完全に制海権、制空権を確保できなければ上陸は失敗に終わりかねない?
台湾上陸は、簡単ではない!
台湾海峡はドーバー海峡より広い???


◇ 弾道・巡航ミサイルで航空優勢を獲得
シュミレーションである!
中国が航空優勢を確保するには??
・アメリカ空母排除
・米軍基地は限られて分散している
・ミサイル攻撃! 多数が台湾を向いている?
・横須賀、三沢などの基地を本土に模してつくり、
ミサイルのターゲットにして訓練している!!
衛星では精度はピンポイントで高いと!

上陸は?
・艦船に潜水艦、機雷など排除である!
・ドローンの攻撃
・掃海

中国の「セオリー・オブ・ビクトリー」は??
順番である!!
・巡航ミサイル、弾道ミサイルによる攻撃
・米軍基地撃破
・空母への攻撃
・航空優勢の確保
・海上の優勢確保
・宇宙、サイバー能力の支援
・上陸作戦

まずは航空優勢の獲得である!
これに対して日米は、ミサイル攻撃は阻止出来なくとも、
その後の海空の優勢の獲得、上陸阻止できれば防衛の目的は達成できる!!


★ 日本の「セオリー・オブ・ビクトリー」
◇ 中国の航空優勢獲得を阻止する
第一 航空優勢獲得阻止
中国は台湾、日本、グアムなどの基地攻撃である!
【話題の空母キラーか】

そうして基地が壊滅しても、中国本土の基地を叩けば、
中国も攻撃出来ない!
状況が膠着状態になれば日米の勝ちか?

・2017年 シリアの航空基地は巡航ミサイルを59発撃ち込まれるが、
数日後には作戦能力を取り戻す?
つまり、中国の航空優勢獲得阻止は難しい???


◇ 海上制圧と上陸作戦の阻止
第二 海上制圧の阻止
第三 上陸作戦の阻止

日本の「セオリー・オブ・ビクトリー」
選択は??
・ミサイル攻撃阻止は難しい!
・残存部隊で航空優勢、海上制圧を阻止する!


★ 新たな「統合海洋縦深防衛戦略」
◇ 前提となる三つの戦略的分析
日本の「セオリー・オブ・ビクトリー」
三つの戦略的分析
第一 大戦略レベル 膠着状態になれば現状維持になる!
第二 戦域内では中国有利、短期戦になれば中国有利!
   膠着状態に持ち込む!
第三 長期戦に持ち込むためには、「戦う意思」が重要だと!!


◇ 海洋防衛能力の強化──対艦ミサイルによる飽和攻撃
中国は2000発のミサイルを用意している!
ミサイル防衛システムで阻止は不可能だと!

中国の「セオリー・オブ・ビクトリー」
第1段階  ミサイル攻撃
第2段階  航空優勢獲得
第3段階  海上制圧
第4段階  上陸作戦

日本が中国の上陸阻止は、
海上制圧阻止である!
飽和攻撃!!
攻撃してくるミサイルを撃破するのは難しい!
飽和以上のミサイルで攻撃すれば撃破できる!!
陸上、海上、海中、航空すべてのプラットフォームから、
対艦ミサイルによる飽和攻撃を縦深的に行えるように、
防衛力を整備、防衛態勢を構築し、実際の作戦を準備する??


◇ 対艦ミサイル部隊の残存性を高める
第一 日本の対艦ミサイル部隊の残存性を高めていく!
第二 中国艦船の位置を正確に把握する!

宇宙、サイバー、電磁波能力が重要になる!
陸海空軍の戦闘領域を超えた「新領域」を整備、実行する!
著者は「統合海洋縦深防衛戦略」と名付ける!

現状維持で、抑止に失敗しても海上で膠着状態にすれば目的は達成できると!!


★ 統合海洋縦深防衛戦略を実現するためのリソース配分 
◇ 宇宙・サイバー・電磁波能力の強化
リソース配分の優先順位!
第一 宇宙・サイバー・電磁波能力の強化
狙いは?
・宇宙配備の地上監視センサーを盲目化
・地上からのレーダー照射能力の強化
・衛星へのジャミング


◇ 対艦ミサイル攻撃能力の強化
第二 対艦ミサイル攻撃態勢の整備
ただ中国も馬鹿ではない!
それに対する対策も行う??

有効にするには位置情報がいる!
センサーが重要であり、当然これを破壊しに来る!!
F35ステルス機に積む???


◇ 航空相殺攻撃能力の強化
第三 航空相殺攻撃能力
日本は攻撃されると、中国の基地を攻撃する!
相殺される???
しかしその為にはミサイルの強化、
衛星測位システムへにジャミング!
更なる技術革新が必要だと!!


◇ 宇宙・サイバー・電磁波戦能力の強化
「ラリー・ボンド 中国軍を阻止せよ!」
中国は日本の新幹線システムに介入!
ずたずたにする!

第四 二本の対応は警察に海上保安庁!
サイバー攻撃を想定していない?
ウクライナ戦争ではウクライナが優れたメディア戦略を実施している!
日本は遅れている!
見直しが必要だと!!

中国との有事が不可避であると言うことではない?
抑止力として、強化する事が、有事の可能性を低下させると!!!

 


おわりに 
日本の安全保障は苦しい!
・ウクライナ侵攻
・尖閣諸島の争い
・台湾
みな中国からみである!
「知恵」だけでは足らない?
「願望」と「能力」のバランス?

日本は中国に追われて、防衛費の増額である!
それを「知恵」を絞って大戦略と防衛戦略を構築していく!
「攻者3倍の法則」によれば防衛費は中国の1/3は必要である?

戦略は「優先順位の芸術」であり、現状維持をいかに構築するのか?
「統合海洋縦深防衛戦略」をその為に提唱している!
日本は「未来を変えれる」

 


現代戦略論 大国間競争時代の安全保障 ②・高橋杉雄

« 本・現代戦略論 大国間競争時代の安全保障 ➀(2023/1)・高橋杉雄 | トップページ | 本・驃騎将軍の死(1989/7)・伴野朗 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

インテリジェンス・国際情勢」カテゴリの記事

政治・政局」カテゴリの記事

時事」カテゴリの記事

アメリカ (カナダ・メキシコ)」カテゴリの記事

ロシア (バルト3国 コーカサス ウクライナ)」カテゴリの記事

中国 (モンゴル)」カテゴリの記事

台湾」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 本・現代戦略論 大国間競争時代の安全保障 ➀(2023/1)・高橋杉雄 | トップページ | 本・驃騎将軍の死(1989/7)・伴野朗 »

2024年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

最近のコメント

カテゴリー

無料ブログはココログ