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2024年1月31日 (水)

本・池上彰の世界の見方 ドイツとEU 理想と現実のギャップ ①(2017/11)・池上彰

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EUの今後を読み取る!
世界の国と地域を学ぶ入門シリーズ決定版!
基礎知識から最新情報まで!
中高生への授業がもとなのでわかりやすくスラスラ読める!
ヨーロッパでリーダーシップをとるドイツを視座にEUを解説するところが池上オリジナルです!
原発廃止、移民・難民の積極的受け入れなど、
日本と反対の選択をしているドイツの戦後の歩みは、知らないことがいっぱいです!

 

ドイツと言うよりユーロは中心である!
ドイツは移民を受け入れている!
旅行に何度か行っているが親切である!
ドイツの技術の信頼もある!!
内容は下記の通りである!! ① ②と分けて紹介する!!

 


はじめに
第1章「統合前史」から見るEU
第2章「統合の始まり、加速、挫折」から見るEU
第3章「通貨統合(ユーロ)」から見るEU


第4章「ヒトラーと戦後」から見るドイツ
第5章「EUのリーダー」から見るドイツ
第6章「難民・移民・テロ」から見るEU
EU加盟国データ
ドイツとEU略年表
おわりに

 


EUとは何か、ドイツの役割と共に解説

2度の世界大戦という苦い経験から
戦争のない平和な世界をつくるという大きな理想を掲げて誕生したEU
国境をなくし、通貨を共通にして、人、モノ、お金の移動を自由にしていった
しかし、移民や難民の流入を招いてEUの結束は揺らいでいる
イギリスがEUからの離脱を決め、各国で自国第一を掲げる政党勢力が伸長した
理想と現実の狭間で悩むEUはどこに行くのか?
実は統合にはドイツが強大になるのを抑え込む意味もあった
しかし、今やドイツはEUのリーダー格になっている
戦後のヨーロッパでのドイツの役割と共にEUを読みとく、池上オリジナル解説
本書は、池上さんが選ぶ独自のテーマで、
世界の国と地域を解説する「池上彰の世界の見方」シリーズの5冊め
都立戸山高校での特別授業をもとに構成

 

 

はじめに
ヨーロッパとは??
「ギリシャ神話 姫 エウロペ」
ゼウスが惹かれて、白い牡牛に化け、
各地をめぐりクレタで結婚し!
その時回った場所が「ヨーロッパ」だと??
・ギリシャ哲学
・民主主義
・ローマ帝国による法整備
・キリスト教
そうは言っても戦争だらけである!
では国境をなくせばよい??
が言語も別で文化も違う!
それでもEUが誕生する!
ヨーロッパはドイツを抑えることが重要だと!
二度の世界大戦!
不倶戴天の敵同士、フランスVSドイツ!
ドイツは戦後反省し謝罪を繰り返す!
・2015年 ドイツは難民100万人を受け入れる!
今のEUはドイツが頼りである!

そのヨーロッパを見て憧れたのかどうか?
難民が押し寄せる!
【自分の国をどうにもせずに楽するのはどうかなと思うが………】

現に難民規制に走る国も多い!
イタリア、ハンガリー、ポーランド………
ヨーロッパは誰のものなのか?
これに対して、イギリスは、EU離脱を選択する!
ヨーロッパのイギリスに対する当たりは冷たい!
再加盟か?
これで各国の離脱に歯止めがかかった??
今回は、2017年の都立戸山高校での授業である!
この高校生は幸せである!!!

 

第1章「統合前史」から見るEU
〇 EUはノーベル賞を受賞している
・2012年 EUはノーベル賞を受賞
・2017年 28ヶ国加盟 が問題も多い!
・ギリシャ危機
・イギリスのEU離脱
・移民・難民
・極右に自国ファースト

中央アジア、コーカサスもヨーロッパである?
ウラル山脈が境界線??
モロな緩衝国
・バルト三国
・ベラルーシ
・ウクライナ
・モルドバ
要はソ連邦である!
サッカーでは、中央アジアはアジア予選である!

〇 現代社会の起源は、ヨーロッパにあった
・ギリシャ  民主主義の起源 今やややこしい存在か?
・ローマ   キリスト教を国教に
・ルネサンス 教会の権威に反発
・宗教革命  カトリックとプロテスタントに分裂
・フランス  革命で共和制に!「自由・平等・博愛」

ヨーロッパを学ぶということは、現代社会の基盤を学ぶことだと!!

〇 第二次世界大戦が始まった
第一次世界大戦でドイツ敗北!
ヒトラーが誕生し、東方拡大を図る!
・オーストリア併合
・チェコスロバキア併合
・ポーランド侵攻で第二次世界大戦ひ!
・イギリス、フランスと侵攻!
・全体主義国家 ドイツ、イタリア、日本??
・1941年 バルバロッサ作戦! 独ソ戦勃発!

結局ソ連を舐め過ぎた!!
冬戦争で、ロシア弱しとヒトラーが誤解する!
当初は圧勝!
モスクワ攻略失敗、スターリングラードで敗退!
クルクスで敗退に以降撤退を続ける!
・1945年5月 無条件降伏!

〇 第二次世界大戦が終わり、東西冷戦が始まった
・1945年2月 ヤルタ会談! クリミヤと言うのが面白い!
ドイツの降伏後の東欧である!
自由選挙を実施することが決まるが、ソ連は約束を守らない?
チェコでは選挙が実施されたが、クーデターでひっくり返る!
ドイツは統一国家で残る予定がソ連が反対!
東西に分裂する!
【そもそも第二次世界大戦を、民主主義国家VSファシズム これが間違い!】
【帝国主義同士の戦いだった】
しかしソ連は強力である! 対抗するには?
・1949年 NATO 12ヶ国で発足
・1982年 16ヶ国 現在28ヶ国!
・1955年 Warsaw条約機構発足!
【ロシア・プーチンが焦るのも分かる 東欧にウクライナまで敵である!】

【こんなものもある ヨーロッパ分割】
1944年10月、チャーチルとイーデンはモスクワを訪れ、ソ連指導者ヨシフ・スターリンと協議を開始した。
10月9日にチャーチルは戦後ヨーロッパにおける勢力比率を次のように提案した。
           スターリン チャーチル
ルーマニア王国    90%    10% 最終的にはソ連100%
ギリシャ王国     90%    10% イギリスの勢力にはアメリカも含む
ユーゴスラビア王国  50%    50%
ハンガリー王国    50%    50% 最終的にはソ連80%、その他20%とする
ブルガリア王国    75%    25% 最終的にはソ連80%、その他20%とする
【どこが民主主義なのか??】

〇 そしてNATO軍だけが残った
幸運にも武力省とは無かった?
・ハンガリー動乱
・プラハの春
が親分のソ連が崩壊!
15の共和国ができる!
東欧はEU、NATOに加盟する!!
ここでプーチンは、NATO拡大は約束違反だと!!!

〇 ロシアの脅威におびえるヨーロッパ
バルト三国、フィンランド、ポーランドは侵略されているの恐怖である!
・2015年 リトアニア徴兵制復活
・2018年 スウェーデン徴兵制復活

2022年のウクライナ侵攻でフィンランド、スウェーデンがNATO加盟へ!
これを最大限に利用するのが、トルコ・エルドアン大統領!
ウクライナ、ジョージアもNATO加盟に!
要はロシア恐怖である!!

ロシアは不凍港を求める!
佐藤優はロシア語研修をイギリスで受けた!
イギリスにとってはロシアは敵であるので、敵国語も教育している?
日本とエライ違いである!

ロシアは嫌われている??
フィンランドは冬戦争で国土を奪われ、
ラップランド戦争で負け、ソ連を刺激しない!
宥和政策を取っている!
ここも領土問題がある!
日本に返すと、フィンランドも要求しかねない!!

〇 国境をなくせば、戦争もなくなる?
「ジョン・ハケット 第三次世界大戦」
一時よく流行った第三次世界大戦もの! 日本編もある!!
「空母ミンスク一隻で大騒ぎだった」
大平原を雲霞の如く押し寄せるソ連、ワルシャワ機構軍の戦車の群れ!
NATOは攻撃ヘリ、一機で何台の戦車を破壊できるのか?
戦術核の使用も視野に入れていた?
それほど恐れられていた??

焦土化したヨーロッパは、国境をなくしたら………
一つの国になればよいのではないかと!
少なくともEU内では戦争は起こっていない!!

【ただプーチン大統領は、西側のLGBTは勝手にやれと!】
【茶番を押し付けるな?? 賛成であるが………】

〇 自主独立だったユーゴスラビア
ユーゴスラビアは
「7つの国境、6つの共和国、5つの民族、4つの言語、3つの宗教、2つの文字を持つ、1つの国家」
・スロベニア
・クロアチア
・ボスニア・ヘルツェゴビナ
・セルビア
・モンテネグロ
・マケドニア
・コソボ

第二次世界大戦 チトーは独力でドイツを追い出す!
「映画 ネレトヴァの戦い 風雪の太陽」
ソ連の言うことを聞かない!
何時ソ連が攻めてくるか分からない?
チトーのカリスマでまとまっている!
「全人民武装」
いざとなれば全国民が戦う!

・1980年 チトー死去
・1991年 ソ連邦崩壊
各国が独立を目指す!
ボスニア・ヘルツェゴビナ
・セルビア人   正教
・クロアチア人  カトリック
・ボシュニャク人 スラブ系イスラム教徒
この内戦にNATOが介入 セルビアを空襲する!
・1995年 内戦終結!

〇 人道的介入は是か非か
3国が独立する!
これはセルビアからの独立である!
・スロベニア
・マケドニア
セルビア人がいないので独立はスムーズに行く!
が、クロアチアはそうはいかない!
ドゥブロヴニク! 破壊される!
復旧されるが……… 【ここには行っているが………】

「人道的介入」
内戦による犠牲者、独裁者による虐殺には介入すべきだと!
これについては意見が色々ある………

ソ連はユーゴスラヴィアに介入しなかった!
ルーマニア、ハンガリー、ブルガリアが間にある!
あえて介入する必要がないと??
第二次世界大戦後、冷戦、ソ連崩壊、民族間の争い!
解決するには?
統合か???

 

第2章「統合の始まり、加速、挫折」から見るEU
〇 すべては「ベイシック・シックス」から始まった
「ベイシック・シックス」
・1952年 欧州石炭鉄鋼共同体設立 ECSC!
石炭はエネルギー、鉄は武器!
ドイツが又立ち上がったらと………
アルザス=ロレーヌ地方はフランス領になった!
が、ドイツが取り返しに来たら………
そこで6ヶ国で共同管理する!
・フランス
・ドイツ
・イタリア
・オランダ
・ベルギー
・ルクセンブルク
これがEUにつながる!!
「ベイシック・シックス」である!!

〇 アルザス=ロレーヌは、フランスか? ドイツか?
「最後の授業」
アルザス地方はドイツ語圏でフランスが占領!
それをドイツが取り返した??
欧州石炭鉄鋼共同体はこの争いを無くすために、石炭と鉄を国家を超えて管理する!

・1957年 欧州経済共同体 EEC発足! EUの基盤である!
6ヶ国で関税をかけない!
次いで欧州原子力共同体設立!
ここからヒトやモノが自由に出来るように、
ヨーロッパの一本化がしようとする!

・1967年 これらをまとめて 欧州共同体 EC誕生!

〇 EUの旗に描かれた12の星の意味
イギリスは当初加盟できない!
ド・ゴールが反対!
・1973年 EC加盟! デンマーク、アイルランドも加盟!
・1980年代 ギリシャ、スペイン、ポルトガル加盟!
これで12ヶ国になる!

・1993年 欧州連合 EU誕生!
現在は28ヶ国、人口5億人…………

EUの旗に描かれた12の星は加盟12カ国を表している!
12は1年で、時計も12進法!

・2009年 リスボン条約に加盟国すべてが署名する!

〇 EUに加盟しないスイス
スイスは永世中立国! 重武装中立!
国民皆兵制で、軍事訓練を受けている!
・1992年 EU加盟の申請書を出すが、国民投票で否決!
・2016年 申請取り下げ!

EUには「3人のプレジデント」がいる!
・EU大統領 欧州理事会議長
・欧州委員長
・欧州議会議長

〇 肥大化するEUの悩み
各国の基準はバラバラだと!
ビール?
・ドイツ  麦芽と水
・ベルギー チェリー味のビール

チョコレート
・ドイツ、フランス、ベルギー  カカオバター100%
・イギリス  甘い? チョコレートではない?

28ヶ国も加盟すればまとまらない?
言語も平等である!

ベルギー ブリュッセルにEU本部は設置!
ベルギーにスイスは自国語がない!
ベルギーは
・オランダ語
・フランス語
・ドイツ語
要はEUの小型みたいなものだと?
南北で分かれようとしている?
それぞれに警察があり、仲が悪い!
連絡が悪く、犯人逮捕に至らない??

〇 シェンゲン協定で国境がなくなった
関税を無くす!
国境での検閲が要らなくなる!

・1985年 「シュンゲン協定」
自由に行き来できるようにした!

EU加盟28ヶ国!
・EU加盟 シュンゲン協定加盟 22ヶ国
・EU加盟 シュンゲン協定不加盟 
 アイルランド、ルーマニア、ブルガリア、クロアチア、ギリシャ、イギリスは離脱
・EU非加盟 シュンゲン協定加盟
 スイス、ノルウェー、アイスランド、リヒテンシュタイン
・どちらも未加盟 モナコ、バチカン、サンマリノ 不自由は無い!

ただ人が自由に出入りできると、難民に紛れ込んでテロリストが入ってくる!
やはり入国審査は必要だと?

 

第3章「通貨統合(ユーロ)」から見るEU
〇 使わなくてもお金が半分になってしまう
EUはアメリカ合衆国のようになる??
国が州である!
次は通貨である!
両替には手数料がかかる!
それで使わないのに金が減って行く………

〇 ユーロはバーチャル通過だった?
・2002年 ユーロが使用される!
それまでに、為替レートを安定させる!
バーチャルな共通通貨「ECU エキュ」という概念を作る!

〇 ユーロではなく「ECU(エキュ)」になるはずだった?
・1998年 欧州中央銀行設立
イギリスがユーロを採用しなかったので、フランクフルトに置かれる!
各国の中央銀行とも話し合い金融政策を決める!
当初は「ECU エキュ」になる予定だった!
13世紀頃に、フランスで「ecu エキュ」の硬貨が使われていた!
ドイツがいちゃもんを付けた?
「URO ユーロ」に決まる…………

〇 500ユーロ紙幣は誰が使う?
500ユーロ紙幣は表の取引には使わない?
麻薬、銃などの取引に使う!
便利であると!!
7万円ぐらいの紙幣である!
・紙幣 欧州中央銀行発行
・貨幣 国毎! デザインが違う??

〇 ユーロの弱点が露呈した
中央銀行は金利政策で経済の動向をコントロールする!
しかしドイツのように強い経済力がある国は金利は高い方が良い!
ギリシャ、イタリア、ポルトガルは低い方が良い!

ギリシャは金利は低く出来ない!
で国債を売るが、危険すぎて買わない!
そうなれば高い金利を付ける!
永遠の自転車操業である!
ドイツ、フランスの銀行も買っている!
ギリシャ破綻ではユーロ危機である!
居直っている?

〇 ギリシャ経済は回復するのか?
ギリシャの内情は??
・社会保障が充実 裏付けがない!
・退職した時の給料が年金で貰える?
・50代で退職 年金生活!
・働く人は少ないのに支出は増える
・選挙で働けば公務員として採用される?? 増える一方である?
・税金を納めるのが嫌???
・2016年 債務残高3,183億ユーロ???
・ドイツ、フランスの銀行が犠牲になっている!

EU加盟前には「ドラクマ」と言う通貨を使用!
これに戻しても暴落する!
が輸出が伸びる?? 円安と同じ??
【ギリシャにそんな産業があったのか?】
【己の無能さを自覚していない!!!】
世界史が書きかえられる!!

各国のドイツ評価である!
・信頼できる国
・高慢な国
・薄情な国
もっともが付く!!

〇 民間企業が国をランク付けする?
当たっているところがある!!
これで国の信用度が判断できる??
悪くなると、文句を言う!!!

〇 ギリシャの姿は、借金大国日本の未来?
ユーロ使用がプラスになる国!
自国で決めれずマイナスになる国!

ギリシャは自国を信じていないので、国債など買わない!
ドイツ、フランスは半分被った?
日本は国債発行額はギリシャよりひどい!
が国内で買われているので日本の問題だと!
が、やはり明日のギリシャになりかねないと!!
ユーロの未来の明暗は???

 


池上彰の世界の見方 ドイツとEU―理想と現実のギャップ ①・池上彰

 

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