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2023年11月13日 (月)

本・戦争の日本中世史―「下剋上」は本当にあったのか ①(2014/1)・呉座勇一

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手柄より死を恐れた武士たち、悪人ばかりではなかった
「悪党」、武家より勇ましいお公家さん、戦時立法だった一揆契状…
「下剋上」の歴史観ばかりにとらわれず、今一度、史料をひもとき、
現代の私たちの視点で捉え直してみれば、「戦争の時代」を生きた等身大の彼らの姿が見えてくる
注目の若手研究者が描く真の中世史像!

 

分り難い時代である?
あまり興味のない時代である!
「応仁の乱」も小競り合いの連続か?
一大決戦なんてない?
という内容である!!
内容は下記の通りである!! ① ②と分けて紹介する!!

 


はじめに  「戦争の時代」としての日本中世
第一章 蒙古襲来と鎌倉武士
第二章 「悪党」の時代
第三章 南北朝内乱という新しい「戦争」


第四章 武士たちの南北朝サバイバル
第五章 指揮官たちの人心掌握術
第六章 武士たちの「戦後」
終 章 “戦後レジーム”の終わり
参考文献
あとがき

 

はじめに  「戦争の時代」としての日本中世
日本は平和なのか??
日本史は
・古代
・中世
・近世
・近現代

この中世は??
・保元・平治の乱
・源平合戦  治承・寿永の内乱
・南北朝内乱

戦後、日本の歴史は「唯物史観」に依拠したのもの?
マルクス主義の歴史観を指し、生産力の発展により既存の生産関係と矛盾が生じ、
階級闘争が提起されると言う形で社会が進歩する??

・農業生産力が上がる
・搾取されている被支配者階級も実力アップ
・取り分を争いめぐり、争いがある!

中世の状況、戦争の分析!
・軍事動員は?
・戦費は?
・どのような人間が?
・どんな武器で?
・物資の補給は?
・どんな被害をもたらしたのか?
【連絡、伝達はどうやっていたのか??】

著者の解説である!!
第一 戦争に対する現場感覚は? 現在と中世では違う!
第二 マルクス主義を引きずっている?
結論、武士や民衆の社会変革への熱情が内乱を生み激化させた??

本書は源平合戦と戦国時代を割愛する!

第一章 蒙古襲来と鎌倉武士
第二章 「悪党」???
第三章~第五章 南北朝内乱
第六章 南北朝内乱以降
終 章 足利義満~応仁の乱の政治・軍事過程を追う

 

第一章 蒙古襲来と鎌倉武士
源平合戦と戦国時代は割除しているので、蒙古襲来から室町時代である!
室町時代は面白くない??
あまり好きではない!!

治承・寿永の内乱!
戦争の時代である!
承久の乱で鎌倉幕府の内乱が一応完了し、「宝治合戦」になる!
それまでは、勝てば恩賞で儲かる???
所領が増える!
子孫繁栄である??
遺産相続は?
・長子相続
・分割相続
・遺言相続

そして蒙古来襲である!!
これ以降「譲り状」が作られる!
それまでとは違う??
死後を考える!!

北条時宗は??
「救国の英雄か」
「好戦的な暴君か」

その外交交渉は??
・1268年 クビライは高麗に日本との外交交渉を命じる!
この国書は、日本との通好を求める!
ただしモンゴルに臣従することを求めていると!
朝廷は返書を出さないと決める? (問題の先送りである)
・ただし西国諸国には警戒態勢を取らせる!
・この外交の失敗で、高麗に軍艦の建造を命じる!
・再度使者を出す! 60~70人である!
・今回は朝廷がビビる?? が幕府は黙殺!
・蒙古国書を送る! 臣従か、武力侵攻か? またも無視する?
・それでも使節は来るが無視! 
・2度無視し、幕府は戦争を選択する!!
もし臣従していたらどうなっていたか?

・文永11年 1274年 モンゴル来襲!!
内情は、契丹、女真、漢族の混成軍!
この時の戦いは、一騎討と、集団戦の違いと教えられたが………
かの有名な竹崎季長が騒ぐ??
日本は善戦である!
どうも緒戦は蒙古軍は負けていたようだ!
まず台風は無かったようだ? この時期には台風は起こらない?
嵐はあったようだが………
沈んだのは博多湾ではないと!
13,500の兵を失っている?

モンゴル軍撤退は?
・「威力偵察」 では次の来襲まで7年も経ちすぎている?
・「威嚇」
どちらも蒙古優勢が前提である!
著者は「日本の抵抗が予想以上に強力だった」と!!!

「譲り状」は死を意識させている・
幕府も軍役のために、所領の提出を求める!
色々ややこしそうである!
が幕府は全国の武士を把握できる!
幕府は次回の来襲の警戒を怠らない!!
鎌倉後期で日本は世界に触れたことになる!
日本を国内の政治と見るか、世界市場の中で見るか?

 

第二章 「悪党」の時代
悪源太義平!!
「悪」は悪い意味ではない!
強いとか良い意味である!

・概ね人道に外れた行いや、それに関連する有害なものを指す概念で、悪人、悪漢、ならず者、ごろつき!
・中世の日本において、支配層や体制に反抗し、騒乱を起こした者や集団の称!

楠木正成は忠臣であり、悪党である!
反体制のヒーロー!!
しかし直ぐ裏切るごろつきみたいな存在か?

中世資料の悪党は??
・身分、職制を示すものではなく、他者から与えられる!
・主流派が、反体制派を「悪党」と言う!
・宣旨、院宣を無視する!
・朝廷に対する反逆者、国家犯罪人
・悪党を告発するのは寺社!
・親鸞 悪人正機説! 殺傷を生業とする狩猟民族を救済する!

悪党は「続日本紀」に登場する!
鳥羽院政、後鳥羽院政治にまた出てくると!
が、悪党は価値が低いと!!!

「有徳人」 ヒルズ族 金持ち!
金はきれいな手段で手に入れる??
そう言う場合もあるが、たいがいきわどい手だと思うが………
例が並ぶが………
読んでいて嫌になるが………【要は分からないからか?】

有徳人は僧侶が多い!
第一 相場師? 金融業に練達である!
永代供養など金は入る!
金が有れば開墾も出来る!
所領が増える………

第二 読み書きが出来る!
第三 人脈と情報が手に入る

ただ坊主も武装する?
「僧形の武士」
【筒井順啓、宮部善祥坊継潤?? 時代が違う!!】

土地も多数の利権が絡む!
・本家
・領家
・預処
・下司
・地頭
ここら辺は諸説ある?
要は、利益を独り占めする?
「一円化」 分り難い表現である………

相続である!
分割相続から嫡子単独相続に変わる!
武士だけではない!
農村もそうなる?
ハプスブルク家も分割相続から単独相続に変わったようだ!!
勢力を保つには分割なんてして折れない??
子供が沢山いるので、寺に入れやすい!
菩提を弔わせるが、その中で出来る人間が「財テク」に走る!
「僧形の武士」

土地を有効活用する!
二毛作をすれば、又俺の取り分は??
自分が支配すればいらん金を使う??

「都鄙名誉の悪党」寺田法然!
こう言う争いが起きるのは、鎌倉幕府の威厳が薄れているからか?

鎌倉幕府滅亡の理由は?
「分からない」
・不満がある庶子の増加による?
そこからは「階級闘争史観」が存在すると!
著者はそれが邪魔していると!!
が、足利尊氏は体制派で、楠木正成は身内人、赤松円心も御家人である!

・滅ぶべくして滅んだと??
・必然だった??

そんなものではない?? 「階級闘争史観」???
楠木正成の活躍が北条氏に打撃を与えと???

 

第三章 南北朝内乱という新しい「戦争」
「映画 柳生一族の陰謀」
「武家に奪われた政権を取り戻す??」
烏丸少将文麿!!

鄭成功! 明の再興を願う!
しかし今さら明を再建してもどうなるか?
・鎌倉幕府
・平家、朝廷VS源氏、北条!
・承久の乱  後鳥羽上皇!
・後醍醐天皇 北条から足利!
・足利から、織田・豊臣・徳川!
・明治維新!
何時の頃からか、単に自分がトップになりたいだけではないかと?
南北朝内乱は、単純に主導権争いか?
それこそ社会主義になるのか?

後醍醐天皇の「建武の新政」は失敗する!
その理由は?
足利尊氏を政権に取り込めなかったからだと!!

後醍醐天皇の諱は「尊治」
足利尊氏の「尊」は後醍醐天皇から貰っている!
普通名前を貰った人と対立すると、名前を変える!
元康から家康!
竜造寺隆信の信を鍋島信生は、直茂と変える………
尊氏は変えていない!
そんなに対立していなかったのか???

宋学?? 後醍醐天皇は感じる?
「優れた君主が独裁するのが最高の政治形態!」
が後醍醐天皇の倒幕の目的は?
息子に継がせたい?
殷の紂王を周の武王が滅ぼした!
同じく宋学を学んだ花園天皇は、世が乱れている時は、天皇は徳を積まなければならない!
「君主が勝手放題して良いわけではないと!」

当時の認識は??
「関東八カ国の軍勢は日本国の軍勢に匹敵し、鎌倉の軍勢は関東八カ国の軍勢に匹敵する」
この鎌倉幕府はあっけなく負ける!
この勝利に後醍醐天皇は
「オレ様は凄い、天に選ばれた存在だ」
【ウクライナ侵攻のプーチンか??】

尊氏は病気か??
後醍醐天皇と対立を逡巡する!!
征夷大将軍になり、後醍醐天皇は息子を天皇にする?
これは出来たと?

尊氏の年表!
・1305年    誕生
・1319年 15歳 元服
・1331年 27歳 家督を継ぐ 元弘の乱に参加
・1333年 29歳 醍醐天皇と鎌倉幕府を崩壊
・1335年 31歳 中先代の乱
・1336年 32歳 室町幕府を立ち上げ
・1338年 34歳 北畠顕家、新田義貞戦死
・1339年 35歳 後醍醐天皇の崩御
・1345年 41歳 師直、直義争う 師直の完全勝利!
・1350年 46歳 観応の擾乱  逆に直義が、尊氏・師直を圧倒する!
・1351年 47歳 師直兄弟を直義が殺す!
・1352年 48歳 弟・直義死去
・1358年 54歳 足利尊氏死去

中先代の乱で無断で出兵し、引きこもり直義が新田と戦い負ける!
やっと尊氏出陣である!
余勢をかって京に攻め上り占領!
後醍醐天皇、新田義貞は近江へ逃れる!
が、北畠顕家が来襲し、敗北!
丹波篠山、兵庫、室津と撤退し、「室津軍議」になる!
九州に落ち延び、奇跡的大勝利で京へ向かう!
後醍醐天皇は吉野に逃げる!
この時三種の神器を渡すが、後に偽物と言い、本物をもって入れ自分が正当な天皇だと??
【こうなれば本間もんと言ったもん勝ちか???】

著者は後醍醐天皇に最大限の経緯を払っていたと?
室町幕府の初期は、
・直義   行政司法 伝統、秩序を重視する!
・高師直  軍事   現実主義、実力主義

ここらは悪党になる!
直義と師直はどちらかが死ぬまで止めれない!
足利一門は尊氏に付く!
著者は、学界に不満を持っている???
定説と言うものに懐疑的である??
特に「階級闘争史観」に対してである…………

武将の戦いの例がある!
これは戦いの連続である!

「マーチン・ファン クレフェルト 補給戦」
補給である! ロジェステックである!
ナポレオン、普仏戦争、バルバロッサ作戦、ロンメル………
この本で夢が無くなる………
この内戦も略奪か?
ただし略奪は人口が多いところがやり易い??

あらかじめ食料を確保する!
「兵粮料処」を設定する!
協力しない人間も敵??

「半済令」
年貢を先に半分差し出させる!
重要視していないようだ?

「陣夫」「野伏」
食料だけでなく、人員も提供される?
「陣夫」 「人夫」
種類は多いが、戦闘員ではない!!

「野伏」は戦闘員! 百姓???
積極的に活用しているのは?
・楠木正成
・赤松円心
・高師直

楠木正成は「ゲリラ戦」と言うが、当時はそんなものなのか?
言葉が先行している!
ゲリラも「階級闘争史観」か??
人民が勝利したからだと???

「戦術革命」はあったか??
・胴丸
・槍
・騎射技術の未熟な下級兵が増える??
・弓矢も重要で、矢傷が多い???

南北朝内乱はそれ以前とどう違うのか??
・遠戦志向
・遠征、長期戦、大規模戦の増加
・食料確保

秀吉は天才か?
三木城、鳥取城、備中高松城、小田原城など包囲しているが、
包囲軍をたるませない??
南北朝内乱では包囲している方が食糧難になる??

著者の結論?
南北朝内乱は、白兵戦でもゲリラ戦でもない!
兵粮と将兵の奪い合いか??

 

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